システムエンジニアが達成感を持つとき

世の中には様々な便利なものが存在しているが、実はそれがシステムエンジニアの仕事によるものであるとは知らない人が多い。ホームページや銀行のATMの残高照会など、毎日のようにこれらは利用されるのが当たり前になっている。

システムエンジニアの仕事は、コンピュータを使いシステムを作ることで顧客の要望をかなえ、実現することである。しかし実際にはもっと細かい工程があり、それを順を追って進めていかなくては完成までいくことができない。コンピュータを使いこなすだけでは出来ない、人との関わりやものづくりの苦労やまた楽しさがある。

まず顧客とやりとりをしていく中で、その要求を分析し、具体的な形にしていき、ニーズをはっきりさせることが重要であり、それを引き出すことも大切な仕事である。

次にそれを実現するためにはどのように作っていくのかを設計していく。ここでしっかり設計ができないと次のプログラミングがうまくいかず滞ってしまう。プログラミングが出来上がると、きちんと作動するのか何度も試験を繰り返し、要求どおりに設計がなされているのか細かくチェックされ、完成に近づいていく。

一つずつ段階を踏まえて仕事を進める中、徹夜をすることもあり、ハードな労働の中でつくられたシステムは、多くの段階を経てついに顧客に納品される。
この時、大きな達成感を味わうことができ、顧客から感謝される事があればこの仕事のやりがいを特に感じることができる。

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